同志社大学大学院 ビジネス研究科とは
同志社大学大学院ビジネス研究科(DBS)は、京都市上京区に本拠を置く
2004年に設立された専門職大学院です。
1.同志社大学大学院 ビジネス研究科の概要
同志社大学大学院ビジネス研究科は2つの専攻から構成されています。
今回は、ビジネス専攻のコースについてご紹介したいと思います。
キャンパスは室町キャンパス 寒梅館(京都市上京区今出川通烏丸東入)と
大阪サテライト・キャンパス(大阪市北区梅田1-12-17JRE梅田スクエアビル 17階)
授業は平日の18:25~21:35と土曜日の9時~19時55分
ビジネス専攻の場合、平日の授業は今出川または大阪サテライトキャンパスで行われます。
同じ教員が曜日を変えてキャンパスを往復しており、働く方にとって
通いやすいほうに通学することができます。
土曜日の授業は今出川キャンパスでのみ開講されています。
寒梅館3階のビジネス研究科専用スペースには、ラウンジや
プロジェクトルーム、図書室などの施設があり、24時間・365日利用可能です。
同志社大学大学院ビジネス研究科ビジネス専攻(専門職学位課程)は、
専門実践教育訓練給付金の対象講座です。一定の条件を満たす場合は、
教育訓練給付制度(専門実践教育訓練給付)による給付金(最大112万円)を
受給することができます。
第2次選考は1次選考が合格された方のみ。1次選考は8月と1月の2回。
シニアアシスタント(SrA)制度があり、ビジネス研究科修了後も講義に参加し、
最新のビジネス教育を受けることができる充実したフォローアップ制度があるのも
嬉しいですね。
![DBS 年齢構成](https://startx.jp/wp-content/uploads/2024/06/abda84fa44883b0bcac87f25075cb9e9.png)
年齢構成をみると、平均年齢は36歳。30代、40代の方が中心で全体の約75%の方が30歳以上となっています。
また学校側が公表している資料では、男女比が8:2となっています。
出身業界をみても、製造業やサービス業など幅広い分野の方が学ばれています。
2.カリキュラムと教育内容の特長
必修科目としては、8科目があり経営における基本的な知識を
学ぶことができます。
オペレーションズマネジメント、マーケティング、
基礎会計学・ファイナンス、ビジネス経済学、ビジネス統計学、
組織行動と人的資源管理、経営戦略、企業経営と良心
1年目はこの必修科目と各専門分野の共通科目を選択し、2年目からはより専門性の高い
専門科目やプロジェクト科目とソリューションレポートを仕上げていくことになります。
専門分野としては、中小企業・地域経営、イノベーション、マーケティング
会計・ファイナンス、ビジネス環境分析、ゼネラルマネジメントがあります。
また、3年間でビジネス修士(専門職)と修士(工学/理学)の2つの学位を取得できる
同志社MOTコースもあります。技術経営に興味のある方にとっては、西日本でMOTを学べる
学校の一つかと思います。
3.入試対策のポイント
同志社MBAの場合、9ページ近い入学願書を作成する必要があります。まずは1次の書類選考に
通過できなければ、面接に進めないので、この入学願書をしっかりと完成させる必要があります。
これまでの経験や志望動機、キャリア計画などしっかりと自分の考えを言語化してください。
これまでの学歴、職務経歴や自己アピール以外では、下記の3つの項目が重要です。
本研究科に学ぶに際して、自らの専門性が相対的に低いと思われる分野について記述し、
その場合、どのような分野のどのような基礎知識の習得が必要かについても記述してください。
これまでの実務経験から得られたものの中で重要と思うものについて記述してください。
特にリーダーシップを発揮して困難な問題を解決した経験があれば、その経験と
そこから学んだものについて記述してください。
本研究科ビジネス専攻において、何をどんな目的で学習し、
それを将来どのように活かそうと考えているのかについて記述してくだ
さい。特に、ビジネス関連の課題を持っている場合には、
その解決のために本研究科ビジネス専攻でどのように学習し、将来それを
どのように活かそうとしているのかについて記述してください。
出所:同志社大学大学院ビジネス研究科ビジネス専攻(専門職学位課程)入学願書
4.まとめ
同志社MBAでは国際認証を取得し、それに合わせてカリキュラムも充実させています。
24時間利用できる施設があるなど、学ぶ環境はとても充実しています。せっかく自分に投資をして
2年間学ぶので、環境が整っていることはありがたいですね。専門分野を通じて自分の興味のある
分野をさらに深く学ぶこともできます。