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【国内MBA】青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科(ABS)について
1. 青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科(ABS)の概要
青山ビジネススクール(ABS)は、青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科が提供する
MBAを取得できる新卒・社会人向けの大学院プログラムです。
設立から30年以上の歴史を持つABSは、日本におけるビジネススクールの草分けとして、
2,900人以上のMBAホルダーを世に送り出しており、修了生は実業界のさまざまな分野で活躍しています。
またMBAの国際認証機関であるEFMDから、ABSが世界水準のビジネス教育を提供する教育機関として認められ、
2022年に国際認証を取得しています。
JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面の出口より徒歩約10分
地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約5分
MBAプログラムのデイタイムコース58名、イブニングコース77名の合計135名となっています。
また2024年度に入学した人数の内訳はデイタイムコース44名、イブニングコース78名、
計122名となっています。
※夜間(イブニングコース)は実務経験3年以上ですが、全日制は不問なので、新卒学生でも受験可能です。
※デイタイム、イブニングともに同じ学費
※イブニングコースは専門実践教育訓練給付金(2年間で最大112万円)の対象です。
イブニングコースの授業は、働きながら通学することができるように、平日夜間と土曜日に授業が実施されています。
平日は6時限目18:30~20:00、7時限目20:10~21:40
土曜日は1時限目9:00開始~5時限目18:20終了
※全日制は月曜から金曜までの1時限目9:00開始~5時限目18:20のみ
男女構成は、全日制だと、男性が6割、女性4割ですが、イブニングコースになると、少し男性の割合が
高くなっています。全日制は圧倒的に新卒学生または第二新卒が多いのに対して、イブニングコースは30代から40代が
多い年齢構成になっています。
青山ビジネススクールでは、2年間の学びの集大成として、「青山アクション・ラーニング」を11科目設置しています。
一般的なMBAプログラムは、経営を「マーケティング」「組織マネジメント」など機能別に分けて学習していきます。
しかし、実際の経営では、それらすべてを考慮して総合的に意思決定しなければなりません。
そういった一つの分野に取り組むのではなく、横断的な取り組みとして、青山アクション・ラーニングが提供されています。
それらは、いずれも講義ではなく体験から学べるように設計されています。
ABSの学校説明会でも青山アクション・ラーニングは学校側でもアピールしているので、まさにABSの看板と呼べる
コースの一つになっています。
青山ビジネススクールのカリキュラム群は、欧米の一流ビジネススクールのカリキュラムを参考にして構成されています。
体系的なカリキュラムを通して、創造的リーダーに必要な幅広い知識の吸収が可能となっています。
そして、ほかの国内MBAに比べて珍しいのが終了要件としてTOEIC730点を求められていることです。
すでに取得されている方であれば問題ないのですが、英語に苦労される方もいらっしゃるようで
学校側も英語の授業を用意するなど、救済措置は一応用意していますが英語が苦手な方にとっては大変なようです。
面接でも英語については聞かれることはあります。できれば入学してからは英語の勉強を
するのがイブニングコースは難しいと思うので、入学前にスコアメイクをしておきたいところです。
1年目の必修科目では、9科目ということでほかのMBAに比べて多いことが挙げられます。
具体的には、ビジネス倫理、アカウンティング、組織行動とリーダーシップ、オペレーションズ・マネジメント
経営戦略、企業経営の経済学、ファイナンス、統計分析、マーケティング
というようにビジネスで必要な知識を得ることができます。
また基本科目では、グローバル・コミュニケーションやプレゼンテーション・スキル、
デザイン・シンキングといった実務的な授業が16科目ほど提供されており、自分の伸ばしたい
スキルに合わせて選択することができます。
専門科目になると、ストラテジー&オーガニゼーション専門科目、マーケティング専門科目、
ファイナンス&アカウンティング専門科目、オペレーションズ&情報システムズ専門科目
など多岐にわたる授業が提供されています。
ABSでは、アメリカの大学のように100番台から500番台の授業が用意されており、番号が上がるにつれて
専門的かつ難易度が高くなるカリキュラムが提供されています。ABSの場合は必修科目が100番、
青山アクションラーニングは500番台となっています。
2.ABSの入試
青山ビジネススクールの入試は年3回実施されており、デイタイムおよびイブニングコースともに
10月と12月、2月の3回実施されています。筆記試験はなく、書類審査と面接のみです。
ABSの研究計画書は、大きくは2つのテーマが求められます。
一つは、どうしてABSなのかという志望動機です。もう一つは、
過去に仕事において直面した最も大きな試練は何であったか、それを今ならどう対応するのか
というものです。それぞれA4で2枚、合計4枚程度を書くことになります。
ほかの学校のように学校に入ってから何を研究したいのかは求められていません。
さらに研究計画書以外にも、自己アピール、推薦書などの提出を求めています。
こちらは、提出したほうがベターだと考えています。学校側は参考程度にするとのことですが
面接でも聞かれることがあり、提出していない方に比べて、提出しておいたほうが
最終的に有利になると考えられます。
面接は2名の試験官と10~20分程度の質疑応答が行われ、研究計画書に基づいて行われます。
研究計画書がしっかりかけていれば、十分合格ができる学校です。したがって、志望動機および卒業後のキャリア計画
学校に入って何を学びたいのかを含めてしっかりと考えることに専念してください。
3. 青山ビジネススクール(ABS)でMBAを取得するメリット
都心からのアクセスも抜群なABS。青山ビジネススクールでMBAを取得することは、
多様なキャリアパスを開くための強力なステップとなるかもしれません。
実践的な学習機会、広範なネットワーク、充実した支援制度など、ABSでの学びはあなたの
ビジネスキャリアに大きな価値をもたらしてくれることでしょう。