国内MBAを目指している方にとって、MBAを志望する理由である志望動機について考えることは避けて通れません。
というのも、ほぼすべての学校で、提出する書類で志望動機については書かされます。さらには、面接でも
ほとんどと言っていいほど、かならず聞かれるのが志望動機だからです。
今回は、国内MBAを志望する理由の切り口について書いてみます。
なぜ、あなたは国内MBAを目指すのでしょうか。
まずここからスタートするのですが、ここで忘れてはいけないのが、MBAはあくまで手段です。
目的ではありません。受験の指導をしていて、いつの間にか手段が目的化している方が多くいます。
ですので、2点について考える必要があります。
まず1点目のキャリアゴールについてです。キャリアゴールから逆算して、どうしてMBAが必要なのかを
考える必要があります。キャリアゴールは自分がなりたい理想像でも構いません。まずは理想でも描くことが必要です。
注意が必要なのは、転職を前提に考えるのではなく現在の職場でのキャリアゴールを描くということです。
海外のMBAとは違い、国内ではパートタイム型のような夜間を中心とした学校に進学される方が多いので、
働き続けながら、進学をされる方が多いはずです。そのためMBAを取得して転職という考えだと
学校側に評価されないことがあるため、注意が必要です。
2点目の自分の強みと弱みについては、自分が持っている強みは何で、それを伸ばすにはどうすればいいか。
逆に弱みは何で、それを補うためにはどうすればいいのか。強みを伸ばすためにMBAは、あなたにとって
どうして役に立つのか、MBAはあなたの弱みをどのように補ってくれるのかを考える必要があります。
1点目と2点目に共通しているのは、MBAがそのギャップをどのように埋めてくれるのかを考える必要があるということです。
そこで、各大学がどのような生徒を求めているのか、しっかり確認したうえで、自分が目指している方向性に
学校の校風や求める人物像に合致しているのかを確認する必要があります。
中央大学のMBAでは、志願理由書を書くことは、どういうことなのかについて書いてくれています。
こうした考え方は参考になると思いますので、ご参考にどうぞ。
志願理由書を書くことはチェンジ・リーダーへの第一歩
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国内MBAとは