アクセラレータープログラムに参加してきた
ゼロワンブースターさんで、事業計画のディスカッションをする機会をもらえたので、行ってきました。
事業計画を作成して、走り出してもいろんな課題が出てきます。金銭的なことはももちろん、サービス設計やマネタイズの話など。
一人で考えていても仕方がないので、KBSの学生を捕まえてディスカッション相手になってもらうこともあるんですが、アクセラレータープログラムを持っているゼロワンさんとのディスカッションは、KBSの学生とは違った視点などもあるので、とても参考になります。
スピード感
先月、シリコンバレーに訪問をして、1-2年で事業化をしたいって言ったら、話にならない。遅すぎるとお叱りを受けました。まあ、確かにそうだ。日本だけではなくて、世界のマーケットを見ると日々、似たようなサービスを立ち上げようとしている人たちは出てきているわけです。それなのに、のんきに構えていたら絶対にマーケットでは勝てないと。それ以来、出来るだけ早く問題点を洗い出し、それに対してどのようなアクションが取れるのか、よりスピード感を持って考えるようになりました。
ここは、自分が衰えたと思う部分。反省してます。というのは、仕事をしている時とは違って、学生生活を送っていると、どうしてもだらけてしまう。なので、新年度はそこをしっかりと修正させていこうと考えています。
未来を描く
先日のセミナーで1冊の本を紹介されました。紹介してくれたのは、荒井さんです。

- 作者: サイモン・シネック,栗木さつき
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/01/25
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 31回
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セミナーが終わった後、早速購入して読みました。この本はとても参考になります。リーダーを目指している方やマネジメントの方にもいいかも。
Whyを問うことが大切だというのがこの本の主張。どうしてかといえば、多くの人はWhatやHowをまず考えてしまうからだ。WhatやHowを問うことは間違いではない、しかしWhyを問えなければ、結局自ら考えることを放棄してしまい、他人の意見に流される。
普段からWhyを意識して、突き詰めて考えているかと言えばそうではないかもしれない。物事の本質を自分なりに考えるクセを持つことは意義のあることだと思う。思考実験を毎日繰り返して、新しいサービスや価値が提供できるのだと思うから。
TEDもあります。
サイモン シネックがシンプルで強力なモデルを使って周りを動かすリーダーシップについて説明します。全てはゴールデンサークルと「何のために」という質問から始まります。成功例として、アップルやマーチン・ルーサー・キング、ライト兄弟を取り上げ、失敗例として (最近の勝訴で株価が3倍になったものの) 苦難の続く TiVo を取り上げます。
この動画も面白いので時間があればぜひ!
ファシリテーターの荒井さんのセッションはとても面白く、テンポのいい話といろんなワークショップがあり、改めて自分の事や事業を掘り下げてみると、とても新鮮な気持ちになれました。
荒井さんのブログでもセミナーのことは紹介されています。荒井さんはすごくポジティブな人で、周りの空気もいつのまにか変えてしまうような不思議な能力を持っています(笑)
セミナーの資料もアップされているので、参考になるかと思います。
今後、いろんな方とメンタリングするのが楽しみです。