仕事をしながら国内MBAは受験対策できる?合格対策を解説
はじめに
国内MBAを目指している方の半数以上の方が夜間のパートタイム型を
目指しているのではないかと思います。
ここでは、働きながら試験を目指している方に対して試験勉強のことを
書いてみたいと思います。
国内MBAの入試とは
これまでも何度か入試についてはご紹介してきていますが、大きく分けると2つのパターンがあります。
これ以外にも、京都や一橋(経済分析コース)といった国立の大学でみられる小論文試験以外にも
英語の筆記試験が課される学校もあります。
まずは志望校を絞り込んだうえで、筆記試験が必要なのかどうかによって
対策方法が変わってくるということになります。
複数の学校を受験することはできるのですが、各校で提出するフォーマットや内容が違うため、
各校に合わせてカスタマイズする必要があり、時間的な負担も大きいと思いので、時間的な
余裕を持って対応する必要があるかと思います。
過去の投稿についてはこちら。
小論文対策について
普段文章を書いていないと、小論文試験に苦労する方も多いと思います。ただ、小論文試験については慣れてしまえば
対策が立てやすい科目になります。筋トレと同じで何度か取り組むうちに文章力が向上し、論理的に説明ができるように
なります。独学で勉強する場合は、ChatGPTを活用して、自分の書いた内容と比べてみてもいいかと思います。
小論文試験の傾向と対策
小論文といっても、賛成や反対などの意見を求められるもの、経営学の知識を問われるもの、文章から
筆者が言いたい事をまとめる思考力を問うもんだなど、様々なパターンがあります。
こういったパターンについては、志望校の過去問を参考にして2年程度は過去問に触れてみることをお勧めします。
過去問を公表していない学校でも、予備校では過去問を持っているところもあるので、気になる予備校があれば
ご相談してみてもいいかと思います。
では、実際の対策についてですが、地味な対策になりますが、インプットとアウトプットを繰り返すことになります。
インプットは基本的な経営学の知識を学ぶことができるテキストをよむ。アウトプットとしては、予備校からでている
小論文対策の本を買って、実際に自分で書いてみて、模範解答と比べてみるということです。
独学で勉強する場合、どうしても自分の書いていることが正しいのか判断が難しいと感じてしまうこともあるかと思います。
なので、模範解答と比べて、どんな論理構成なのか、説明する根拠は説得力のある根拠なのかなど、考えてみると
いいと思います。
研究計画書対策について
国内MBAでこの研究計画書出来がすべてを左右するといっても過言ではないと考えています。
研究計画書は志望理由書とよばれることもありますが、志望動機、卒業後のキャリア、在学中に学びたい事について
記載する書類です。
国内MBAを志望する理由とは。志望動機について。
まずは、どうしてあなたにとってMBAが必要なのか、どうしてその学校なのか、そのMBAが将来のキャリアに
どう役立つのかを掘り下げて考える必要があります。START X/スタート・エックスでは、小論文対策よりも
こちらの研究計画書の対策に時間を割いてもらっています。
理由は、小論文試験は足切り程度のウエイトしかないので、試験に落ちない程度の勉強を行えば
十分対策を立てることができるためです。
面接はこの研究計画書に基づいて行われます。そのため、しっかりと論理的整合性をもった内容に仕上げる必要があり、
この研究計画書がしっかりかけていれば、面接でも対応できるようになります。
ですので、時間的な余裕をもって書類の作成を行っていただきたいと思います。
市販の対策書を参考にするのは構いませんが、内容をまねるのではなく、あくまで書き方を参考にするように
活用した方がいいかと思います。国内MBAホルダーなどが周りにいれば、内容を添削してもらうのも
良いと思います。
仕事をしながら対策を立てることは十分に可能です。むしろ合格をされている方は時間を見つけて
受験対策を行っています。隙間時間を使って勉強できるインプットと志望動機や将来のキャリア計画など
じっくりと時間をかけて考える必要のあるものまであります。
時間のメリハリをつけて対策を立てて対応していただければと思います。